医者の看護を受けている人

お腹にできる病

薬

腸閉塞とは、食事でとった内容物や腫瘍などで腸が詰まってしまい腹痛や嘔吐を伴う病気のことです。これは次第にお腹が膨れていき、悪化してしまうと嘔吐を繰り返して発熱する場合もあります。こういった症状が見られたら、すぐに病院での治療をしていく必要があります。 この腸閉塞の治療方法は、基本的に治療期間中は飲み物も含めて絶食となります。それをすることで、腸を休めて中に溜まった内容物などを管を通して排出していきます。また、状態によっては開腹手術をして腸をきれいにしていくことも行われています。 これらの治療にかかる費用は、入院した場合、治療期間が平均的に約20日間と考えて約15万円〜20万円といったところです。これは保険が適用される費用となり、手術が大掛かりなものになると費用も高くなります。食事が取れないことから、栄養分は点滴のみとなる場合が多いです。そのため、入院にかかる食費も抑えられてきます。

腸閉塞の原因としては、食生活の乱れなどで便秘の症状を繰り返す場合に発生のリスクが増えてきます。また、過去に開腹手術をした人は、内臓同士がくっついてしまう癒着の症状が出る危険性が高いです。この癒着により腸閉塞になる人は多く、腸閉塞の開腹手術で再発してしまうことも珍しくありません。よって、健康的な生活習慣と開腹手術のリスクを抑える治療が望まれています。 この開腹手術をしていく上で、最近では癒着防止フィルムという予防策が使われています。手術中にこのフィルムを内蔵に置いていくことで、癒着の飛び火を防いでくれます。そして近年増加している手術方法に、腹腔鏡手術が注目されています。これは開腹することなくお腹に小さな穴を複数開けて、その穴から器具を通して操作していく方法です。これをすることで癒着の可能性を大きく下げられるばかりか、患者にとっても体に負担が少なくて済みます。 このような方法で、腸閉塞への治療の負担を少なくしていく努力が専門機関で行われているのです。